主な牧場施設の概要

育成舎 第一哺育舎 生後2日~21日の子牛を哺育。生後すぐに除角クリームを塗って、角によるケガなどを防ぎます。
第二哺育舎 生後22日~114日の子牛を哺育。哺乳と離乳後の子牛が、5頭ずつ仕切られたケージに入っています。
第三哺育舎 生後115日~168日の子牛を哺育
成牛舎 乾乳舎 分娩50日前に搾乳を停止し分娩まで飼養
A牛舎 分娩直後の牛と乳房炎治療牛などを飼養
B牛舎 3産以上の泌乳牛を飼養(前期と後期の2群)
C牛舎 1、2産の若い牛搾乳牛を飼養
D牛舎 1産の妊娠した搾乳牛を飼養
ロータリーパーラー 円盤型の大きな機械に牛が1頭づつ入ると、スタッフが自動搾乳機を取り付け、1周するまでに搾乳が完了します。
パラレルパーラー 分娩直後と乳房炎等の出荷停止の乳牛を搾乳しています。
個液分離機 糞尿を液体と固体に分離する機械です。液体はスラリータンクへ送られ、個体は堆肥になります。
スラリータンク 個液分離機から送られた液体(主に尿)をためておくタンクです。スラリーは牧草畑の肥料として使用します。
パーラー排水処理器 パーラーで使用した洗浄水や廃棄乳をオゾン処理して原水化し、放水を可能にする施設です。

牧場建物配置図

太陽ふぁーむの2つの特徴

1.強化哺育

哺育期からの身体の発育、発達を加速させるため、生乳主体で哺育しています。そのため、事故率は減少し、1産の体格が大きくなる、若い搾乳が増加しています。

※強化哺育について、生田目健吾社長のお話をご覧ください。

2.長命連産(長生き)

大きな課題解決のため、

  1. 牧草主体による飼料給与
  2. 蹄の管理の徹底(蹄浴、治療の徹底)
  3. 徹底した繁殖管理で分娩間隔の安定化と個体乳量の向上
  4. 飼養環境の改善(自動ブラシの設置、餌槽のコーティング等)

を行っています。

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